8月12〜14日にキャンプに行ってきた一日目のお話。
キャンプ前日になっても
あまりテンションの上がらない子どもたち。
来年は息子 恐竜くんが受験生で、
娘 カエル姫も中学生でそれぞれ忙しくなるやろうけど
もうそれ以前の問題になるかのぉ。
家族揃ってのキャンプもやっぱりこれで最後かなー。
朝早くに出発したけど、名神は車が多い。
北陸道もそこそこ多い。
何が込んでるってSA・PA。
車を停めるとこ探すのも大変。
やっぱり夏休みなのねぇ。
特に渋滞にはまることもなく小杉ICで降りて
到着したのは射水の
海王丸パーク。
商船学校の練習船として誕生した帆船 海王丸を
現役の姿のまま展示してます。
写真の右に見えるのは新湊大橋。
天気がよかったら立山も見えたのかも。
曇り空でちょっと残念。
海の貴婦人と言われるだけあって美しい。
帆を広げた姿を見たかったな〜。
年に10回ほど総帆展帆って帆を広げるそうな。
いつか見てみたいなぁ。
船の中も見学できます。
大人400円、小中学生200円。
(ファミリー券だと
大人一人+小中学生一人で500円)
乗れるだなんて、なんかワクワク♪
いっぱいロープが張り巡らせられてる。
甲板は全て木で
ボルトの穴も全て木材で塞がれてる。
前部航海船橋も見れます。
気分は航海士!?
思ったよりよく声が聞こえる伝声管。
機関室は上からちらりと覗けます。
訓練生の部屋は8人で一部屋。
小さな2段ベッドだけが
自分のスペースなのねぇ。
教室にもなり食堂にもなる大きな部屋。
廊下は結構狭くて、すれ違うのも大変かも。
調理室には大きな炊飯器が。
船の中の作りはすべてがコンパクト。
船長をはじめとする士官の部屋は
小さいながらも立派です。
一人一部屋。
食事も士官は給仕サービス付き。
マストはまっすぐじゃなくて
少し傾いてるんやね〜。
船の見学は一方通行で
うまいことくる〜っと一回りできます。
通路とか階段とかいっぱいあって
なんかちょっと基地みたい。
全長 97.05 m
メインマスト 46m(海面からの高さ)
総 ト ン 数 2,238.40トン
定員 168名
メインマストは人力で
開いたり閉じたりするんだよー。
今はイベントになってる総帆展帆も
ボランティアさんが活動してはりっます。
夜にはライトアップしてるそうな。
きっときれいやろうね〜。
花火大会もあったみたいやし。
絶好のデートスポットちゃう?
新湊大橋もかっこいい。
橋の向こうに立山連峰が見えるはずなんやけど…
海王丸を楽しんだらお腹が空いた…
ってことで、お昼ご飯。
海王丸パークのすぐお隣
新湊きっときと市場。
鮮魚センターで売ってたお寿司と
海鮮丼でお昼ご飯。
贅沢に大トロなんて買っちゃいました。
富山名物白エビのお寿司も。
甘エビとイカの軟骨の唐揚げも。
市場と言いながらも観光地やし
観光地価格ではあるけれど
おいしくいただきました〜。
ではでは、キャンプ場に向かいましょ。
来た道戻って小杉ICから北陸道に乗って、黒部ICで降りる。
キャンプ場へ行く前に
トロッコ電車の駅と駐車場の確認しとこかねってことで宇奈月へ。
で、せっかくここまで来たついで?ってことで
宇奈月ダム。
ダムに行くって言ったら
「はいはい、ダムカードね。」って
カエル姫に言われた…
よくおわかりで〜。エヘヘ
ダム湖にかかる赤い橋。
この辺り、赤い橋が多い気がする。
このダムは他のダムよりも
たくさんの土砂が溜まるのもあって
排砂ゲートと言って
ダムに溜まった土砂を出す仕組みがある。
程よく土砂を流さないと
下流の川底がえぐれてしまったり、
海岸がなくなってしまうそうな。
資料館の「大夢来館」と書いて
「だむこんかん」を見学。
宇奈月ダムについてお勉強。
↑の排砂の話もここでの受け売り。
ガラス越しにダム操作室も見学できます。
ひとりでお仕事してはりました。
どど〜んと宇奈月ダム。
高さ97m、幅190m。
どっしりと迫力あります。
ダムカードもGET♪
おっ?何やら音が…
と思ったら、すぐ近くを通る線路を
トロッコ電車が♪
思ってたより小さくてかわいい。
では、キャンプ場へ〜。
どやまらんど明日キャンプ場。
明日と書いて「あけび」と読みます。
ちなみにどやまらんどのどやまは「土山」
今までいろんなキャンプ場でキャンプしたけど、なんと言っても格安!
一区画1泊720円、2泊で1,440円。
指定のもやせるゴミ、もやせないゴミの袋を買えばゴミも出せる。
袋がそれぞれ20円で合計1,480円!!
缶・ビン・ペットボトルは持ち帰りです。
オートキャンプ場じゃないけど
車は近くまで寄せられて荷物は降ろせます。
一区画はそんなに広くないけれど
手入れの行き届いた芝生サイト。
地面が固くてペグがちょいと刺さりにくいかな。
テントを張るのも夫と恐竜くんの二人でOK。
私とカエル姫でイスやテーブルを出したり。
もう私はほとんど動かなくてもいい感じ♪
それなのに、これで最後になるかもしれないキャンプか〜。
寂しいの〜ぉ。
お宿が完成〜!
キャンプ場は少し高台にあって、遠くに富山湾が望めます。
この日は残念ながら曇り空。
富山湾に沈む夕日と
夕焼けに染まった空と海が見れるんやって。
お盆でバンガローはいっぱいやけど
テントサイトは余裕があって、穴場やね〜。
バンガローも格安やから
空きがあったらバンガローがお気軽でいいかも。
ただ昼間はアブが飛んでて
日が暮れてくるとブヨが多いのが難点かな。
山やから仕方ないんやけどね。
アブは近づいてくるとわかるけど
ブヨは蚊みたいな羽音もなくて「イテッ!」と思ったら、喰われてるし。
知らない間にかじられてて、あれ、血が出てる…みたいなことも。
蚊取り線香に虫よけにってしてたけど、家族全員かなり刺されてしまった…
刺された後は腫れるし、痒いし、痛いし。
車で15分ほど行ったとこにあるスーパーで買い出しして、
キャンプ場を通り過ぎてお風呂へ。
キャンプ場からお風呂までは車でちょっとなんやけど。
少々要領が悪かったけど仕方ないや。
バーデン明日さん。
源泉掛け流しの温泉♪
時間的、時期的に混雑してたけど
露天風呂もあって
ちょっと熱めのいいお湯でした。
そうそう、露天風呂に
「蚊・アブ・オロロに注意」と看板が。
オロロってなんや?
調べてみたらアブの小さいのんみたいらしい。
ハエたたきが置いてあったぞい。
お風呂からの帰り道、キャンプ場が見えた。
やじるしの先。
ちょっと高台にあるのがわかるでしょ。
いつも夏のキャンプは涼を求めて
標高1000mくらいを狙ってるけど
今回は高いとこと違うから涼しくはないデス。
標高が高いと虫も少ないんやけどね。
標高で言うと200mくらい?
それでも朝晩は涼しかったな〜。
今宵の宴はBBQ。
ってほどでもないけど、
いろいろ焼きもって宴会。
トイレに行ったときに大きな蛾が地面に。
写真ではこんな色になってるけど
ほんとは真っ白。
きれいなような、気持ち悪いような。
お酒が入ったら
あっという間に眠くなっちゃったわ〜。
そんなわけで9時半頃にはシュラフの中へ。
ここまで読んでくれはって
あれ?と思った方はクマ太郎日和フリーク!
そう、クマ太郎が写真に出てきてないのです…
クマ太郎、置いてきぼりにされました…
ごめんなさい!!
クマ太郎がいないことに気がついたときには
高速道路の上。
あぁ、クマ太郎、すねてるやろな。
泣いてるかも…と思いながら
キャンプしてました。
ほんとごめんよ〜ぉ。