昨日、娘 カエル姫のピアノの発表会でした。
発表会と言っても今回はコンクール形式なので
審査員の先生方がいはって、審査を受けることになります。
カエル姫は小学2年生以下の部に出場。
コンクールには初参加なので
どういうものなのかピンとこないカエル姫ですが
上手な演奏だったと評価されたら滋賀県大会で演奏できると聞いて
上へ進みたいと静かに闘志を燃やしておりました。
会場に到着して緊張してるような、してないようなカエル姫。
緊張してないような顔してて、実は結構緊張してるのかも。
大丈夫、練習通りに弾いたらいいんやで。頑張って。と舞台袖へと見送る。
カエル姫の名前が呼ばれて出てくると
客席で見守る私たちに向かってニコッ。
お辞儀をしてピアノの前へ。
ちょっぴり間違えたけど止まることなく
最初から最後まで落ち着いて演奏できました。
親の欲目かもしれへんけど、すっごく上手に弾けてたで〜。
よかったよかった ♪
他の皆の演奏が終わり、審査発表を待ちます。
待ってる間にカエル姫は自分の演奏を思い返して、あれこれ気になる様子。
「賞、もらえるかな・・・間違えちゃったしな・・・」とカエル姫。
審査発表が始まりました。
銅賞、銀賞、金賞と順に名前を呼ばれます。
名前を呼ばれた方々が次々と笑顔で壇上へ。
とうとうカエル姫の名前は最後まで呼ばれませんでした。
カエル姫、意気消沈。
「賞、もらえへんかった・・・」
ちょっぴり目も潤んでるみたい。
そこまで落胆するなんて思ってなかった・・・
落胆ぶりにちょっと驚いてしまいました。
カエル姫の演奏よかったよぉ。上手だったよぉ。と励ますも
カエル姫にとって入賞できなかったのが現実。
今まで幼稚園や学校でも大抵の事をそつなくこなし
褒められることの方が多いカエル姫。
今回も自分なりに頑張ったし、できもよかったと思ってたんやろね。
そこに評価が伴わなかったことの悔しさ、ショックは大きかったみたい。
カエル姫、
人生初の挫折・・・
家に帰る車の中で「間違えたのん、やっぱりわかったんかな。」
「何があかんかったんかな。」
「どうしたらよかったんやろ。」
自分の演奏のどこがどうだったのか知りたいみたい。
素人の私にはわかりません。
カエル姫の演奏はよかったけど、
金賞を取った方たちの演奏は年齢を問わず確かにすばらしかった。
「コンクールってまたあるん?」とカエル姫。
おや?
もしかしてやる気が出てきた?
来年もあるよ。毎年あるはず。
「来年のコンクール出してもらえるかな。」
「次のコンクールも出たい!」
出してもらえるように、今から頑張ったらいいやん。
先生にもコンクールに出たいって言うてごらん。
そしたら先生もカエル姫がコンクールに出れるように教えてくれはるよ。
「コンクール出て賞もらいたい!」
「金賞が欲しい!」
「金賞もらえるまで頑張る!!」
カエル姫、挫折から心機一転、一念発起。
練習にも気合が入ってマス。
悔しかった気持ちも
頑張ろうと思った気持ちも忘れずにいてほしいな。
カエル姫にとって、いい経験になりました。
頑張れ〜〜〜〜っ!
皆で応援してるよぉ。