月曜日、娘 カエル姫が学校から帰ってきて開口一番、
「先生がパーカーは上着やから教室で着たらあかんって。」
えっ?
パーカーを教室で着たらあかんの?
いやいや、ちょっと待ってよ。
上着と言われれば上着かもしれないけれど。
ウィンドブレーカーとかさ、
冬用のジャンバーとかコートとかは上着やで。
でもパーカーってどっちにもなるやん。
感覚としてはトレーナーとか
ちょっと厚めの服の代わりのつもりなんやけど。
そういう人、多いと思うんやけど。
朝と昼の気温差が大きいこの頃は
着るもので温度調節しないとあかんわけで。
脱ぎ着がしやすいとなるとフルジッパーの服になるわけで。
カエル姫は髪をくくってるし。
そうなるとパーカーになるわけで。
いくら朝が冷えてきたと言っても
冬用の上着はまだ早いっしょ。
そしたらパーカーとかフリースとかになっちゃうやん。
学校ではさすがにまだ暖房も入れへんし、
パーカーを上着だからと言って脱いだら
下に長袖のカットソーを一枚着てるだけやのに寒いやん。
風邪引くやん。
パーカー着てていいと思うよ。とカエル姫に言うと
友達が先生に言われても
そのままパーカー着てたら注意されたし
怒られるんが嫌やから着ないとカエル姫。
いくら先生がダメだと言っても
そこはちゃんと先生に寒いので。って言って
パーカーを着させてもらいなさいよー。
先生の言うこと聞いて、
風邪引いて学校休むことになったら訳わからんやん。
家の中でもパーカー着てるわけやし
上着とは断定できないと思うんやけど。
先生やってジャージの上とか
スーツやったらスーツの上着を着てはるやろしさ。
「でも…、でも…」とカエル姫。
カエル姫、意外とこういうところは融通が利かないというか
律儀に言われた通りにしようとする。
親の言うことは素直に聞かないけどねぇ。
学校では先生の言うことを聞くのは大事なことやし、
子どもたちが家で先生の愚痴をブーブーと言ってても
先生は先生の立場があるから
そういう言い方や、やり方になるのさ。なんて子どもたちをなだめるんやけど
今回はちょっと待った〜!
今年のカエル姫の担任の先生は
昨年、息子 恐竜くんの担任の先生でもありました。
で、恐竜くんが帰ってきて、
かくかくしかじかなんやけど恐竜くんはどうしてたん?
「無視して、着てた。
カエル姫も無視してたらいいねん。」と恐竜くん。
おいおい、無視って…
それはあかんやろ。
無視せんと、おかしいと思ったら先生に意見しなさいな。
恐竜くんは誰に何を言われても自分の信じる道を突き進めるというか
マイペースというか。
先生に何か言われても、自分はこう思うと言える。
屁理屈なんかになってるときもあるけどねぇ。
パーカーの件は
恐竜くんが寒がりというのもあるけど。
とにもかくにも、カエル姫、先生とちゃんと話しておいで。
一人で言いにくいなら
意見が同じ友達と一緒に言ってみたら?
先生に言っても先生が全然聞いてくれないなら
お母さんが先生に言うからさ。
で、火曜日。
学校から帰ってきたカエル姫
「パーカー着てもいいことになった♪」
おっ、ちゃんと先生に話できたんやね〜。
「ううん、○○ちゃんが先生に言わはってん♪」
そ、そっか…
やっぱり自分では言えなかったのね。
それはさておき、
教室でパーカーを着てもいいことになってよかったよかった。