先日、中学校で進路説明会兼ねての保護者会がありました。
進路については、中学校を卒業して進学した高校などと
それぞれの人数などの話。
滋賀県は県内のどこの県立高校でも自由に受験ができるとはいえ、
多くの人が割と近いとこに進学してるんやね。
具体的な進路の話はもう少し後やね。
で、進路の話あとに
臨床心理士で、中学校のスクールカウンセラーの先生による講演会。
健康な「こころ」を育むためにをテーマとしたお話。
簡単に言ってしまうと…
物事の受け取り方によって、伴う感情が違ってくる。
ネガティブな感情はどうしても抱くものではあるけれど
◯◯でなければならない。とか、絶対に◯◯すべきだ。という受け取り方からは
不健康なネガティブな感情(
怒り、うつ、不安、罪悪感など)を抱いてしまう。
親も子どもも◯◯でなければならないという受け取り方をやめて
健康でネガティブな感情(
不快感、心配、悲しみ、自責の念など)に変えていこう。
というようなお話でした。
で、話のあとに、
事前にアンケートに書いた質問に先生が答えてくれはる時間があって
子どもにやる気を出させには?
親の言うことをきかせるには?
子どもに響く何かいい声かけは?って感じの質問が多かったそう。
その質問に先生は
「はっきり言いますが、中学生に親の言うことをきかせるのは無理です。」と…
ガーーーン!
皆さん、苦笑い。
やっぱりねぇ。
中学生にもなると自我が確立されてるから親の言うことなんて聞きません。
親の方が受け取り方を変えましょう。とのことデス。
成績を上げなくてはならないから勉強しなさい。ではなく、
成績がよくなるかもしれないし勉強してみたら?くらいで。
先生の言わはることはよーくわかります。
逆に親の言うことをなんでも聞く中学生なんて気持ち悪いし。
でも、ついついあれこれ言っちゃうし、
子どものことを心配して出ちゃう言葉だったりするし、
そこはたま〜には「ハ〜イ♪」なんていう素直な返事が聞きたいやん。
でもでも、やっぱり中学生やもんねぇ。
無理か〜…